エンゼルコンパス

エンゼルコンパスを活用することで、


①上司と部下の相性をみたり

②生産性をアップさせるチームの編成が可能になります。

グラフは、横軸(人情–合理)には、

物事の判断が人情を優先するのか、合理的に判断するのかを表します。

縦軸(革新−保守)は、革新的な志向なのか、保守的なのかを示します。

①上司と部下の相性をみる


エンゼルコンパスでは、まず、上司と部下の相性をみるのにとても役立ちます。

基本的に、同じ座標軸に位置する人とは相性が良いとされます。

革新・保守、人情・合理といった価値観を共にしますから、

お互いを理解しやすいわけです。上司からみて、部下の能力が非常に低い場合でも、

価値観・判断基準が似ていますから、 部下の失敗に理解することができます。

逆に対角線の座標軸に位置する部下とは、価値観・判断軸が全く異なります。

ですから、部下は上司の指示、命令が理解できる納得できないことが起こりやすくなります。

また、部下が仕事をうまくこなせない場合には、

上司はなぜ、そのような行動をするかが理解できず、ストレスが大きくなります。

a )上司の経験が少ない場合


上司の管理職としての経験が少ない場合には、

上司と近い位置にいる部下を配置することが無難だと言えます。

上司の経験が低く、部下の能力が低い場合にで、対角線上の部下を配置すると

非常にストレスが双方にたまりやすくなります。

パワーハラスメントも起こりがちになります。上司に経験が少ない、

また相応の研修を受けれない場合には、

上司のポイントにできるだけ近い部下を配置させてあげるべきしょう。

 


b)上司が経験豊富で、受容する力がある場合


上司の管理職としての経験が豊富な場合には、

対角線の座標軸にある部下を配置することが考えられます。

上司は部下の短所を補い、長所を存分に発揮させることが可能になるかもしれません。

また部下の足りな部分を上司からの指導により、

身につけていくことでバランスの良い人材に育っていくことかもしれません。

上司が自分にはない長所を尊重し、足りないところに対し、

感情的にならず粘り強く指導していくことができるならば、

対角線にある上司部下の関係はとても良い師弟関係になるかもしれません。

 コラム)いつも時代も会社を辞める理由の1位は上司との相性です。

 コラム)部下が名管理職を育てる?

 

 


②生産性をアップさせるチームの編成


能力にバランスがとれているのであれば、

各座標軸にいる人を採用し、配置するのがベストだとされます。

ちなみに日本人は、保守・人情の座標軸に位置する人が6割程度いるとされ、
次に革新・人情の座標に属する人が多く、保守・合理、革新・合理に属する人が続きます。

大企業においては、国立大、有名私大のみから新卒を採用していきますので、

能力にはある程度の差のない人を採用することが可能です

一方、中途採用を基本とする中小企業やベンチャー企業においては、

どうしても能力には差が生まれます。

そのような場合には、同じ座標軸に属する人のみを採用すると

生産性が大きく向上するとされます。特に新規制の強い業務や、

営業的、ベンチャー的な業務が強い業務の場合には、

革新・合理の象限に属する人のみでチームを作り、

10人に1人の割合で保守的な人を配置すると、戦力が大幅にアップします。

 


 RINK)生産性を向上させる組織戦略・企業例

 


③求人がうまくいかない企業の戦略


求人に応募が少なく、思うように採用がいかない場合、どうするか?

採用できる人材のフィロソフィの特徴を把握し、

その特徴を持つ人が活躍するために必要な育成方法、

または戦略もしくはツールを用意することが考えられます。

この戦略で成功している企業の代表的なパターンがトヨタでしょう。

トヨタは、一番のボリュームゾーンである保守&人情型の人材が活躍する戦略をとります。