適職コンパス

 どんな職種で活躍するのか?

グラフが右側に振れていればハンター傾向、

左側に振れていればファーマー傾向にあることを表します。

 

ハンター傾向とは、

新たな原野に獲物を求めて進んでいくような傾向を指します。

 

ファーマー傾向とは、

タネを蒔き、小さな変化を楽しみながら気長に水をやり、

収穫を目指すような傾向を示します。

【興味の方向 内向―外向】

 受検者の意識が、自分の内へ向かっているか外へ向かっているかを表します。

「内向」にある人は、人の心理に意識が向かい、

外向にある人は、客観的な情報に意識が向かいます。

「内向」にグラフが触れている人は、何か問題が起こったとき、

その原因を自分の内へ求めます。「自分の考え方が悪かったのではないか」

「自分の言動に問題があったのではないか」と考えるような感じです。

 一方、「外向」にある人は、問題が起こったら、すぐに書店に走って、

問題解決の助けとなる情報を求めようとする感じです。

 

「内向」の人は他者の表情、口調などの心の変化を表すものに敏感に反応します。

人の心に寄り添うことが必要とされる職種に適性が見られます。

逆に人の気持ちを慮り過ぎると、

業務に支障が出るような職種を苦手とするかもしれません。

周囲の意見を聞き過ぎることなく的確な判断をいくつも下すような職種では、

苦しむことがあるかもしれません。

 また、人の気持ちを気にするあまり、行動が遅くなったり、

自分の意見や気持ちを伝えることを

苦手と感じるところが見られるかもしれません。

 

「外向」の人は、外部の情報に対して興味関心が向かいます。

新しいノウハウ、技術に対しても積極的に知ろうとする傾向があります。

また人の感情に寄り添い過ぎると判断が難しい業務においては、合理的に判断し、

テキパキと仕事をさばいていけるかもしれません。

しかし、人の心の変化には、鈍感になりやすく、

接客業やホスピタリティの強さが求められるような職種では

空回りしてしまうことがあるかもしれません。

「内向」に向く仕事・・・人の心に寄り添う職種

 

「外向」に向く仕事・・・情に流されない判断・行動が求められる職種

【定型・非定型】

 定型的な業務に適性があるか、非定型的な業務に関心があるかを示します。

 

「定型」業務に適性がある人は、答えが決まっていない業務や、

作業手順が明確ではない業務を嫌う傾向が見られます。作業手順が決まっており、

それをミスなくやり遂げるというスタイルの業務を好む傾向が見られます。

その都度、自らやり方を考えて判断が必要な業務では

苦しむところがあるかもしれません。

一度、やり方を習得した業務については、勝手な自分の判断を挟むことなく、

安定した成果を上げることができます。

 

「非定型」を示す人は、作業手順が決まっていない、

答えのない業務、自由度の高い業務を好む傾向が見られます。

しかし、これは自由度が高い業務を好む傾向があるというだけで、

それをやり遂げる能力があるかどうかを示すものではないので、

そこは別途判断する必要があります。

 

 中小・ベンチャー企業ではマニュアルがなかったり、

作業手順が定まっておらず、属人的なものになっていることがよく見られます。

そのような場合には、業務が例えば一般的には定型に見える経理業務であっても、

「定型」業務を好む人にとっては、それは「非定型」の業務になります。

そのような場合には、戦力となるまでに少し時間を要するかもしれません。

「定型」に向く仕事・・・経理業務など、作業手順が決まっている職種

 

「非定型」に向く仕事・・・自由度が高い業務、新規の業務や職種

【協調・自立】

 「協調」傾向にある人は、自己主張をするよりも、他者との協調を重んじる傾向のある人です。同僚、仲間とうまくやっていこうという意識を示します。

 協調的であることは良いことですが、

部下に嫌われてでも明確な指示を出すような業務を

苦手とするかもしれません。また明確な指示命令を求めてくる部下には、

物足りないと思われることがあるかもしれません。

 

 逆に「自立」傾向にある人は、他者との協調よりも自分自身が今求めるものに

意識が向く傾向があります。新規事業や営業などで自らの判断で道を切り開いていくような業務に適性がみられます。ただ、あまりに値が高く、自信性も高い場合には、自己主張が強すぎ、チームの和を乱してしまうことがあるかもしれません。

「協調」に向く仕事・・・チームワークを重んじる職種

 

「自立」に向く仕事・・・自らの判断で道を切り開いていくような職種

【目標設定 着実・高め】

 何か物事に取り組むときや、仕事をする上での目標設定の高さを示します。

 

「着実」傾向にある人は、大きなことは言わず、

着実に達成できる目標を示す傾向が見られます。

決して、大言壮語せず、確実に成果を残していこうとする傾向が見られます。

経験豊富なベテラン、育児を終えたばかりのお母さんは、

「着実」傾向が強くなる傾向が見られます。

「着実」であることは、成果に対する責任感の強さとして

現れることもありますが、

ベンチャー的な事業にチームが一丸となって立ち向かっていくときには、

チームの勢いを阻害するようなことがあるかもしれません。

 

「高め」な傾向を示すことは、多くの場面でプラスに働きますが、

所属する職場に変化が小さく、

目標を掲げることなく淡々と業務をこなしていくような

職場では、本人が満足感を得られない場合があるかもしれません。

「着実」に向く仕事・・・着実に成果を出していくことが求められる職種

 

「高め」に向く仕事・・・挑戦が求められる職種