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フューチャーコンパス

【メンターを見つける】

  特徴的な項目-《自信性が高い》

 

 新しいモノゴトを始めるとき、困難な出来事を乗り越えるとき、

自分に対する自信は、大きな力となります。

しかし一方で、他者の意見を取り入れる力に欠けたり、

また、他者はあなたに対し、意見をしづらくなっていることが想像されます。

 未来を大きく拓いていくために、メンターを見つけましょう。

メンターは、できれば1人ではなく2人いるといいかもしれません。

仕事のことを相談できるメンターと、

プライベートでの意見をもらえるメンターです。

 

 メンター(Mentor)は「助言者」「相談相手」「師匠」を意味します。

新入社員や後輩に対し、職務上の相談にとどまらず、人間関係、

身の処し方など個人的な問題まで広く相談に乗り、助言を与える人です。

1980年代にアメリカで人材育成の手法として制度化され、

日本でも導入が進んでいます。 出典『日本の人事部』

 

 いくら優秀で、素晴らしい経験を持っていても、

間違えることもあるはずです。間違いを犯したとき、

普通は周囲の誰かがその間違いを指摘してくれます。

しかし、自信に溢れるあなたへは周囲の人は意見がしにくいと

感じているのではないでしょうか。

また、あなた自身も人の意見に耳を傾ける姿勢が乏しいかもしれません。

このような状態では、成功しては失敗して、の繰り返しで、

同じところからなかなか前へ進めなくなります。

 

 また偉大な業績を成し遂げた人が、

成功後に、大きな失敗をしてしまうことは、

歴史が証明していることでもあります。素晴らしい業績を上げた後に、

取り返しのつかないような失敗をした豊臣秀吉などは典型例かもしれません。

 

 自分とは利害関係が直接ないメンターを見つけましょう。

そして、メンターの意見は、自分では納得できないことでも、

「自分には見えていないところを教えてくれた」と思って、

自己を振り返る機会としましょう。

そうするとあなたの人生は加速度的に開けていくかもしれません。

《その他のアドバイス》

 ①両親への感謝を毎日3つ

 ②メンバーのために能力を発揮する

【10年続く日課をもつ】

  特徴的な項目-《非定型業務を好む》

 成功者は、新しい物好きであり、

同時に凡事を徹底的に続けるという習慣を持っています。

日課は続けることが困難なことではなく、

無理なくずっと続けられるものをお勧めします。

週に何回か決まった時間、決まった場所で、読書をするなどです。

毎日トイレ掃除をするなどは、歴史の中の偉人たちが取り入れた習慣です。

その効果も実証済みですからお勧めです。

毎日、代わり映えのない同じ作業をする時間。

その時間は、自分の内面の変化を振り返る機会にもなります。

その機会は、自分を成長させていくことに大きな効果があります。

何か同じことを続けることでしか、見えてこないものがあります。

続けることによってでしか手に入れられないスキルがあります。

そのようなスキルをいくつ持っているでしょうか。

そうやって手に入れたスキルこそが、

人生を豊かにする大きな役割を果たします。 

《その他のアドバイス》

 ①過去から学ぶ

 ②モデリングする

【日々、小さな冒険をしてみる】

  特徴的な項目-《定型業務を好む》

 毎日失敗をしたくないという思考の強いあなた。

日常の中で、ほんの小さな冒険をしてみてはどうでしょうか。

社員食堂でいつもとは違うメニューを頼んでみる、

普段なら入らないお店に入ってみる、新しい習い事を始めてみる。

それらは、良き思い出となり、良き教訓を与えてくれます。

徐々に新しく何かをすることが楽しみになってくるかもしれません。

そうなれば、より良い新しい未来が拓けていくかもしれません。

 人は死ぬとき、自分が選んだ選択を後悔することは少ないが、

やらなかったことを後悔するといいます。失敗することを恐れるあなたは、

ともすると「やらない」という選択をしていることが多いかもしれません。

ひとつ確かなことがあります。

それは、やってみれば案外簡単に上手くいったことも

あったはずだということです。取り返しのつかない失敗はありません。

本当に取り返しがつかないことは、何もやらなかったことです。

異口同音、多くの先人が実感をもった言葉で言います。

まず、ほんの小さな新しい冒険を日々やってみることです。

【ブログ(日記)を毎日書いてみる】

  特徴的な項目-《物事を感情で判断する》

 日々起こった出来事を日記、できればブログとして書いてみます。

ブログを書くことは日々起こった出来事を整理し、

その意味を考えてみる機会になります。

書くことによって論理的・戦略的にモノゴトを視る力、

分析する力が身についていきます。

また、定期的にブログを書いてみることは、周囲のことや他者のことを

意識的に見ることにもなります。続けていけば、モノゴトを効率的に、

戦略的に推し進める能力が飛躍的に上昇していきます。

 甲子園(高校野球)では有名私学を押しのけ、

無名の公立高校が優勝することがあります。

そのような高校の強さの秘密を探ってみると、

部員がみな日誌をつけているということが判明したりします。

 人間は自分のことはよく見えないけれど、人のことはよく見えます。

自分の恋愛はうまくいかないけれど、他人の恋愛相談は上手い人がいます。

物事を客観的にさえ捉えることができれば、コトはスムーズに進みます。

自分のことを客観的に見ることは非常に難しい。

でも活字にして見ることで、人間は、客観的に物事を見ることができます。

【結論から、端的に答える】

  特徴的な項目-《物事を人情で判断する》

 モノゴトを人情で判断し、人に気を遣うあなた。

つい話が長くなったり、話が回りくどくなることがあるかもしれません。

話をするときは、結論から端的に話す(一つのセンテンスは10秒以内)ことを

心がけます。コミュニケーションがスムーズになると同時に、

論理的に物事を考える力が身につきます。

 部下の報告に対し、上司が「結論から。」と指摘することがあります。

そのような文化を持っている会社の社員は成長が早いです。

結論から話そうと思えば、話の内容の主旨を理解できていなければなりません。

また、端的に話すには、内容を整理しておく必要があります。

結論から話す。その心がけを習慣とします。

話した後、「うまく結論から話せなかったな」と反省する癖をつけます。

習慣となれば、いつしか飛躍的に物事を論理的に考える力がついています。

《その他のアドバイス》

 ①整理整頓を徹底する

【思い切ってチャレンジしてみる】

  特徴的な項目-《目標設定が堅実》

 高い目標を設定せず堅実な目標を設定しようとする傾向が強いようです。

持っている能力を発揮すれば、得られたであろう報酬を、

十分に受け取れていないかもしれません。

思い切って、無理めの目標を立ててみましょう。

できれば、誰かにその目標を公言してみます。

少し高めの目標ですから、実現しないこともあるでしょう。

しかし、目標を目指す過程での、自分の成長に眼を向けてみます。

人の能力は無限と言われます。

その能力は、必要とされるときにはちゃんと現れてきます。

その能力は、少し高めの目標設定の中にあるでしょう。

《その他のアドバイス》

 ①理想の20年後を想定する

 ②親をびっくりさせる

【チェックリストをつくる】

  特徴的な項目-《慎重性が低い》

 楽観的で不安感の小さいあなたは、

新しい物事にチャレンジすることが得意です。

その一方で、些細なことにこだわらないため、

イージーミスをしやすい傾向があります。

だからといって、ミスをしないよう意識すると、

あなたの長所を潰してしまうかも

しれません。そこで、何か行動する際は、

やるべき事をチェックリストにしてみることです。

それにより、ミスを気にせず思い切った行動が取れるかもしれません。

ミスをしないように意識をするのではなく、

ミスが起こらない仕組みを作ってみるのです。

 慎重性の低いあなたは、綿密な対応よりも、

柔軟な対応を得意とするところがあるのかもしれません。

あなたが俳優を目指すなら、完成度の高さを求める映画よりも、

その場の空気によってアドリブを繰り出す舞台俳優の方が

向いているかもしれません。

このように慎重性の低さ自体が強さとなる職種を選択することも

有用かもしれません。

《その他のアドバイス》

 ①慎重なパートナーを持つ

   行動力の高さと慎重性の低さは、

  偉大な成果を残す経営者によく見られる傾向です。

  このような経営者は、優秀な秘書を傍におきます。

  慎重さが必要な行動やフォローは、秘書に任せてしまい、

  自分は思い切った行動をとるのです。秘書は、慎重さはあるが、

  大胆さを持ち合わせない人で、秘書から見れば、

  自分の短所を社長が補ってくれているのです。

  このように自分とは真逆の特性を持つパートナーを見つけることです。

【必ず自分から挨拶をする】

  特徴的な項目-《慎重性が高い》

 

 朝、誰かに出会ったら、相手より先に「おはよう」と声をかけてみます。

夕方には、相手より先に「お疲れさま」と言ってみるのです。

相手より先に挨拶することを習慣とします。

あなたが挨拶をしても、そっけない態度を取る人がいるかもしれません。

それでも挨拶を続けていきます。

そのうち相手は挨拶を返さないことが苦しくなってきます。

いつかそれに耐え切れず、挨拶をしてくれます。

この習慣を実施することで、あなたにとって不要な心配や恐怖感はなくなり、

スムーズにことが運び始めます。

《その他のアドバイス》

 ①必ず右を選んでみる

   日々は選択の連続です。例えば、お昼ランチ、どの定食にするか、

  公衆トイレでは、どの便器を選ぶか、駅の改札でどの改札から入場するか。

  こんなとき、選択を迫られるシーンでは、必ず右を選ぶことにします。

  機械的に右を選ぶのです。そのまま、1週間、1ヶ月を過ごします。

  そして、自分の選択を振り返ります。

  おそらくは、後悔はほとんどないはずです。

  それはどういうことでしょうか?

  すべて右を選んだことが、偶然にもすべて正解だったのしょうか?

  否。どちらを選んでも正解だったのです。

  大事なのは、良い選択をすることではなく、

  選んだ選択肢で全力を尽くし、それを心から楽しもうとすることです。

  どちらを選んでも実は正解だということ、それを体験として知れば、

  人生の楽しみは倍増するかも知れません。  

【壁にぶつかったとき、

 人のアイディアをこちらから聞いてみる】

  特徴的な項目-《持続性が高い》

 自分の信念をしっかりと持ち、粘り強くコトにあたる、

それが大きなモノゴトを成し遂げるための秘訣です。

しかし、ときに意固地になり、視野が狭くなることがあります。

そして、同じ失敗を繰り返し、また袋小路から抜け出せなくなったりします。

そんなときは、自分の方から「どう思う?」と誰かに意見を求め、

アイディアを借りるようにします。すると今まで見えていなかった青空が、

目の前に広がるように感じるかも知れません。

一気に世界は広がり、止まっていたものが急に動き始めます。

《その他のアドバイス》

 ①周りの意見に耳を傾ける

   壁にあたり、行き詰まりを感じたとき。同じ失敗を何度も繰り返すとき。

  自分以外の全てが間違っているように感じるとき。

  そんな時は冷静に周囲の声に耳を傾けてみます。

  みんながバラバラのことを言っているように聞こえるでしょう。

  でもよく聞いてみると、同じことを言っている人がいるかも知れません。

  同じ景色をみて言葉を発していることに気がつくかもしれません。

  信念を強く持つあなたは、一つのものをじっと見つめるあまり、

  そこ以外の景色が見えなくなります。

  しかし、狭くなった視野は簡単には広げられません。

  ですから他人の目を借りてみるわけです。

  そしてそれを参考に次の一手を考えてみることです。

【10回辞めたいと思ってから辞める】

  特徴的な項目-《持続性が低い》

 今やっていることを辞めたいと思っても、辞めないことです。

仕事であれば、本気で10回辞めたいと思うまで、

どんなことがあっても辞めないことです。

何があっても続けることで、本当の実力がついていきます。

人は、何か困難な出来事に出会ったとき、

「この理由なら良いだろう」という、

辞めても仕方がないと自分が納得できる理由を探そうとします。

この理由を考える力は徐々に強くなっていきます。

成功者に共通する習慣、それは、辞めないことです。只々辞めないこと。

続けることでものすごく大切なスキルが身につきます。

《その他のアドバイス》

 ①こだわりの理由を明確にしておく

 ②周囲の思い・ニーズを客観視する時間を持つ

【笑顔の挨拶と傾聴】

  特徴的な項目-《外交性が低い》

 笑顔の挨拶(おはよう、ありがとう、お疲れ様でした)を

鏡の前で練習してみます。

人と対話するとき、無理に話そうとせず、

人の話を聴くことに力を注ぎます(傾聴)。

このとき無言となることも気にしません。

無言の状態は相手に話してもらう動機づけになります。

対人関係に自信がなくても、明るい挨拶と傾聴する姿勢があれば、

あなたの人生を拓いてくれる人間関係が広がっていきます。

飛び抜けて大きな成果をあげる営業マンやカリスマ的なリーダー、

松下幸之助なども傾聴の達人でした。

人間関係は、話すことによって形成されるのではなく、

聴くことによって出来ていくのです。

《その他のアドバイス》

 ①コーチングを習ってみる

   傾聴をベースとして、適切な質問でクライアントの課題達成や

  解決を支援するスキルがコーチングです。

  コーチングを学び、そのスキルを高めていくことは、

  あなたの特徴を長所として、ビジネスや様々な分野で活躍する

  手助けになるかもしれません。

【〆切り時間を決める習慣】

  特徴的な項目-《内省性・慎重性が高い》

 何か作業をする際、〆切り時間を決めてみます。

細かく決めることが望ましいです。

午後までに終わらせること、この1時間で終わらせる作業、15分でやり終える。

そんな感じで〆切り時間を決めていきます。

そして、どのような業務も〆切り時間を意識できるようになったときに、

あなたは正確無比なデスクワーカーとして大活躍する可能性を秘めています。

慎重性の高さは、ミスをしないでおこうという気持ちの表れです。

この気持ちは責任感の高さとして現れることもあります。

正確で間違いのない仕事の成果として現れることもあります。

そのような長所として現れるようにするために、

締め切り時間を細かく設けることです。

これにより、不要な作業を省き、必要な作業がどれかを選別しようという姿勢が

習慣となっていきます。この習慣は、

内省性・慎重性の高さとコラボレーションし、より強力な長所となります。

《その他のアドバイス》

 ①まず、すぐちょっとだけやってみる

   何か作業を依頼されたら、まずすぐに少しだけやり始めてみることです。

  他の作業は、一旦横に置いて、少しだけやってみるのです。

  少しとは5分程度。長くても30分くらいです。

  これが複数の仕事を同時並行で効率よくこなすコツでもあります。

  少しだけやることで、その業務の難易度や所要時間の検討がつきます。

  取り掛かる前にあれこれ考えすぎてしまうと、時間がかかります。

  これは時間がかかる人によく見られる現象です。

  何か考える前に、まず取り掛かってみることです。

  これまですごく時間がかかっていた仕事が

  サラリと終わってしまうかもしれません。

 ②毎日カバンを空っぽにする

【失敗したらありがとうと言う】

  特徴的な項目-《自責性が高い》

 何かに失敗したとき、自分の成長機会をくれたと思ってみることです。

誰かに注意されたら、「ありがとう」と言ってみることです。

他人から見て問題と感じるところを教えてくれたわけです。

それに対して、反論せず、まず、ありがとうと言ってみることです。

反論はそれが正当なものであっても、注意された時は言い訳に聞こえます。

自身を防衛しようとする雰囲気の強いあなたに注意することは、

非常に勇気のいることです。

そんなあなたに嫌われても良いから、と注意してくれる人には、

注意された時に言い返しても百害あって一利なしです。

誤解されたのなら、自分の行動の何が誤解されたのか、

それを修正する機会と考えてみます。

そして、「ご指摘、ありがとうございます」と感謝の言葉を伝えます。

怒りが抑えられず、それが顔に出そうなら、頭を下げ表情を隠して、

感謝の言葉を伝えます。

気がつけば、周りにあなたの味方が増えていることでしょう。

あなたのことを弁護する人が出てくるかもしれません。

あなたが言い訳をせず、感謝の言葉を発していると必ずそういう人が現れます。

《その他のアドバイス》

 ①思ったことを紙に書きだす

   腹が立ったり、落ち込んだり、マイナスの感情が浮かんだ時は、

  それを紙に書いてみることです。今の気持ちや、何に腹が立っているのか、

  起こった出来事や、言動などです。紙に書くと不思議と心が落ち着きます。

  自分が出来事以上に落ち込んでいること、怒っていることに気がつきます。

  自分のことを客観的に見なさいと言われます。

  でも、これはすごく難しいことです。

  紙に書くことで簡単に自分を客観視できます。

 ②両親への感謝を毎日3つ

   自己肯定感の低さは、他者への人間観に大きく影響します。

  人間は、他人の心を知ることができません。

  知ることができるのは自分の心だけです。

  自分の心から類推して、

  自分以外の人間を理解していくことになるからです。

  他者に対して、恨みをたくさん持つ人は、

  他人もそうではないかと思ってしまいます。

  古来から実践されてきた自己肯定感を高める方法があります。

  毎日、自分が小さい頃の記憶で、

  親に対して感謝したいエピソードを思い出していきます。

  毎日、3つずつを100日くらい続けると良いと思います。

   ※親以外で実践する場合は、自分を育ててくれた人で良いです。

  すると、自分がどうやって大人になったのかが、体感的にわかってきます。

  これ以外にも自己肯定感を高める方法は星の数ほどありますから、

  ぜひ、何か1つ取り組まれても良いかもしれません。

【人は人、自分は自分】

  特徴的な項目-《敏感性が高い》

 他人の表情の変化を気にしすぎると疲れてしまいます。

その表情の変化に過剰反応してしまい、問題を引き起こすこともあります。

繊細であること、感受性が強いことは良いことですが、

過ぎたるは及ばざるが如しです。

 あなたが持っている他の長所を生かすためにも、

常に平常心をキープすることが大切です。

人の表情の変化に反応していることに気が付いたら、

「自分は過剰反応しやすい気質なんだ」と思ってみることです。

次に「人は人、自分は自分」と呟いてみます。

穏やかな精神状態を保つことで潜在的能力は大きく発揮されていきます。

《その他のアドバイス》

 ①ご飯をゆっくり食べる

   食事の際、「1、2、3、4・・」と数えながら50回噛んでから

  食べるようにしてみます。数えながら食べると食べることに集中します。

  良く噛んで食べると、すぐにお腹いっぱいになり、小食で済みます。

  この習慣は心を穏やかに保つのに役立ちます。

 ②ヨガ、合気道、瞑想などを始めてみる

   平常心を保つ方法は、古来から、たくさん編み出されてきました。

  坐禅、ヨガ、瞑想、合気道などの武道等々。

  それらを楽しみながら始めてみるのも良いかもしれません。

  スポーツ選手、政治家、経営者は、

  自分なりの精神統一法を持っていることが多いです。

  持てる力を発揮するためには、

  平常心を保つことが大切だと知っているからです。

  ヨガや瞑想を取り入れるスポーツ選手、天風会には

  多くの経営者が参加しています。

   ※天風会:思想家中村天風が作った、

         ヨガ等を取り入れることで精神統一方法を学ぶ会。

【人事を尽くして天命を待つ】

  特徴的な項目-《自責性・敏感性が高い》

 物事を悲観的に考えてしまい、

不安になったり、落ち込んだりすることがあります。

そんなときは、事態を冷静に分析し、あらゆる対応策を考え尽くすことです。

これから発生する可能性のある障害を列挙し尽くします。

箇条書きにずらりと並べるイメージです。

そして、問題ごとに、現実化する可能性を検討し、

対応策を考え尽くします。人事を尽くすと、

後はなるようになれという境地に近づきます。

《その他のアドバイス》

 ①山より大きい獅子は出ない

   不安感が強いときは、これから起こりうるリスクが発生する可能性と、

  被害の大きさを分析します。山より大きい獅子は出ません。

  起こりうるリスクの大きさがわかると不思議と落ち着くものです。

【メンバーのために能力を発揮する】

  特徴的な項目-《自立心・自信性が高い》

 

 大きな物事を成し遂げられるかどうかは、

自分を応援してくれる人の数で決まります。

いくら能力は高くとも人からの協力がなければ、ほどほどの成功で終わります。

それを超えて成功を求めると転落していくことは歴史が証明しています。

あなたの能力を他の誰かの活躍のために使うことです。

自分以外の誰かの幸せのためにその能力を活かします。

すると求めずとも、望みうる未来が向こう側からやってきます。

《その他のアドバイス》

 ①トイレ掃除をする

   トイレ掃除を日課とする成功者は数知れません。

  その効果を科学的に証明することは難しいですが、

  歴史がそれを証明しています。

  トイレ掃除の時間は、謙虚に自らを振り返る時間となります。

  (株)イエローハットの鍵山秀三郎さんが主催する

  「日本を綺麗にする会」では、トイレ掃除のやり方を指南しています。

  一度参加されても良いかも知れません。

【自分の意見を上手に伝える】

  特徴的な項目-《協調性がある・自信性が低い》

 人の意見を尊重し、自分の意見を引っ込めがちなあなた。

場面によっては、主体性がないと思われることがあるかもしれません。

人を立てるあまり、依存心が強くなることもあるかもしれません。

自分の意見を上手に伝える習慣をつけていきましょう。

相手の気分を害さぬよう、上手に意見を伝える工夫をしていきます。

例えば、意見を言う前に、適切な枕詞をつけてみましょう。

相手の問題を指摘するとき、

「僕の思い違いかもしれないので、それなら否定して欲しいんだけどね。

あなたのあのときの行動は良くないように見えたのだけれど、」というような

枕詞のストックを作っていくのです。

普段から他人の意見を尊重するあなたの意見には、

皆が耳をすませて聞いてくれるかも知れません。

《その他のアドバイス》

 ①小善は大悪に似たり

   我が子が可愛いからといって、問題を指摘せず甘やかしたばかりに、

  とんでもない大人に成長してしまった。

  このような行為を小善は大悪に似たりと言います。

  逆に、可愛い我が子を甘やかさず、苦労をさせることによって、

  将来大成した。これを大善は非情に似たりと言います。

  部下や後輩の将来を考えたとき、何をすべきか?

  自分がどう思われるかなどを気にせず、

  伝えるべきことを言う本当の優しさを実践します。

【相手の目を見て、心を感じる】

  特徴的な項目-《外向意欲が強い》

 目は口ほどに物を言う。優秀なカウンセラーは、相手が話す言葉ではなく、

その言葉を話す相手の表情をみます。そして、相手の本心をつかんでいきます。

この能力が顧客を感動させる神対応の源泉となります。

相手の話を聞くとき、瞬きをしないくらいのつもりで相手の目を見て、

相手を感じるのです。

その感じたことに対して、言葉を相手に投げかけます。

すると相手との距離が一気に近くなるように感じることがあるかも知れません。

この話法が、偉大なビジネスパーソンが実践してきたものでもあります。

《その他のアドバイス》

 ①声の大きさに気を配る

   あなたは相手の距離に応じて、声の大きさを調整していますか。

  これまで、そんなことを考えたこともない人もいるでしょう。

  もちろん、50m先にいる人と1m先の人に声を掛けるのでは、

  その大きさは変わります。

  そうではなく、1m先にいる人と1m20cm先にいる人で、

  声の大きさを変えようとしていますか?

  そんなことは関係なく、元気よく話している、

  もしくは、ボソボソと話しているかもしれません。

  声の音量を相手との距離で微調整する意識を持ちましょう。

  そして、相手の表情に合わせ、その大きさを調整するのです。

  この習慣が身についたとき、あなたが作り出していく人間関係が

  大きく改善していくかもしれません。

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